雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

ゆとり世代?ゆとられ世代?

本記事、少し愚痴っぽくなります。

あくまで個人的見解です。

 

私はいわゆる「ゆとり世代」に属する人間です。

直接的非難を受けたことはないのですが、「ゆとり世代の子は叱るとすぐ挫けるし、気を遣わなければいけないからあまり関わりたくない」などという言葉を発している人を見かけたことはあります。

 

私は気付いたら土曜登校がなくなって、気付いたら教科書が薄くて、気付いたら「個性を重んじる」みたいな雰囲気でした。

「俺らゆとりって呼ばれてるんだ」って知ったのって高校生くらいだったと思います。その時の感覚って「ネーミングセンスなんともいえねぇー」って感じで是も非もなかったと思います。

しかしいざ大学に入りバイトに勤めたりすると、目上の方が「ゆとりだからねー」「ゆとりはこうだー」と口にするのを耳にしました。

 

「いや誰もゆとらせてなんか頼んでねぇよ」って言いたくなります。「一生のお願いです!私たちをゆとらせてください!」って頼んだならまだしも。

だから個人的に「ゆとられ世代」って称してます。ゆとりを揶揄する言葉には「頼んでないんで文句なら勝手にゆとらせた人にいってください」って。

多分世代が違う方の中で「生意気言うな、これだからゆとりは!」って思う方もいるでしょう。しかし一方で「ゆとり世代って一言でいうけどいろんな人がいるよね」という人にも会ったことがあります。

 

世代で語るのは少しナンセンスな気がします。これは男女や血液型みたいなのも同じで「これだから女は!」「男のくせに!」「うわ!B型っぽい!」「O型って分かるわー」みたいな感じでカテゴライズするのってする側は楽しいかもしれないけど頼んでも無いのにされた側って迷惑。私はゆとらされたのは事実だから自分たちを「ゆとられ世代」とはいうけど、上の世代を「ゆとらせ世代」とは言いません。望んで私たちをゆとらせた人もいれば特にそんなつもりもなかった人もいるでしょうから。

 

と、まぁかなり不満をぶちまけましたが、「ゆとり世代」を語るときは「みんな概して同じ特徴を持っているわけではない」ことが広まってほしいです。