雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

モノアモリーとポリアモリー

こんばんは。今日はあまり聞きなれない言葉かも知れませんがモノアモリーとポリアモリーについて思うことを書きます。

意味として、モノアモリーは恋愛、性愛に関して一人に限定して対象とする人、ポリアモリーは恋愛、性愛に関して複数人を同時に恋愛、性愛の対象にする人(できる人)です。

 

モノガミー、ポリガミーとも言いますがガミーが婚姻を指すのでモノガミー=一夫一妻、ポリガミー=一夫多妻、一妻多夫みたいなニュアンスが出てきますね。

 

ちなみに私はまだ自己定義できていないので一概にこっちだ!とは言えません。ですがモノアモリーとして今まで生きてきましたし今でも生きています。

一度「ゲイってみんなポリでしょ?」と言われたことがありますがそんなことありません。性的少数者で生涯モノアモリーカップルもたくさんいます。

 

さて社会的にはモノアモリーが多数派ですよね。

日本では結婚も一対の「男女」に限られています。

しかし別にポリアモリーが間違いとかは思いませんし、どちらが良い悪いとかはないと思います。

 

唯一問題だと思うのは、「ポリアモリー」が浮気や不倫を正当化する言葉になる場合です。

ポリアモリーはお互い(または関係者)がそのことを理解している上で成り立つことになっているので、「嫉妬、独占欲」からもつれが生じたりしているのを見ると「え、なんだかんだいいつつ本当はモノアモリーなんじゃないの?」と思ってしまいます。

 

ポリアモリーの人にふしだらみたいなレッテルを貼るのは間違いだと思います。きちんとオープンリレーションシップで分け隔てのなく良い関係を築けている人もいますから。

しかし、浮気や不倫の原因を「俺ポリだから」みたいな都合良い言葉として利用するのはよろしくないと考えます。

やはり恋愛において、当事者同士、関係者同士のきちんとした話し合い、理解って大切だと思います(笑)