雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

法律と犯罪と私たち

こんばんは。

唐突ですが差別などを研究していると

「逸脱」と言う言葉をよく耳にします。

逸脱者は何かしら罰せられます。

典型的というか、もっとも簡単な例が逮捕ですね。

 

今も悲しいながら

同性愛者が逸脱とされ、逮捕されて

処罰される国もあります。

ここで思うのですが、

同性愛者って誰?という疑問。

1.同性に性的な欲望を持つ人

2.同性と性交渉を持っている人

3.同性と性交渉を持ったことがある人

1なら同性が好きなら同性愛者ですね。

2は実際に性交渉をしているその状況でのみ

同性愛者となります。

3ならたとえば酔っ払った勢いで

同性と一回でも関係を持った人は

一生同性愛者、もしくは両性愛者となります。

今の日本ではおそらく1ですが、

海外で処罰される場合はどれなのでしょうか?

なにがともあれ、一刻も早く処罰対象から

除外されることを願うばかりです。

 

文脈は大きく変わりますが

近しいことが今の日本でも言えると思います。

「誰が犯罪者?」って難しいと思います。

皆さんもバレていないだけで

何かしら罪を犯したこと、

あるのではないでしょうか?

 

例えば男性の場合、外で用を足す行為も

実際は軽犯罪にあたります。

(確か本当にピンチの時隠れてならOKだったはず?)

お釣りを多くもらって気付いたのに

それを申告しない場合も

何かしら罪に問われるらしいです。

(法学は詳しくないので詳細は分かりませんが…)

 

法学をしている友人がいて、たまに話すのですが

法律って不安定なものらしいです。

結構突き詰めれば、矛盾している部分や抜け道も

多いと聞きました。

 

例としては

ゲイに対して嫌悪感を表明するヘイトスピーチ

表現の自由に照らしてどうなのか?

 

昨今の痴漢事件やセクハラも取り上げられます。

絶対あってはならないことです。

しかしながら冤罪ってゼロではない。

仮にですが、冤罪を仕立てあげようとする人が

いた場合、法律はいわゆる「悪」に

味方してしまうわけですよね。

 

完璧な法律なんて存在せず

人はいかにこれを上手に、「正しく」利用するか。

難しいなと思いながら今日も生きています。