雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

ゼノフォビアは何も生まない

こんばんは。

 

今日は外国人嫌悪について思うことを

先日体験したことを軸に書きます。

 

たまに耳にする「〇〇人苦手〜嫌い〜」

というフレーズ。私は好きではないです。

確かに国民性、受けた教育は異なるとしても

なぜ人を個人としてみないのか。

 

確かに一部、常識のない行動をされる

外国人観光客の方もいることは事実です。

しかし問題は「その人たち」であり、

日本人にだって常識外れなことをする人はいます。

それを「これだから〇〇人は」という一言で

まとめるのはなんともナンセンスだなと思います。

 

凄く日本が好きな留学生が、

今、日本と外交上少し揉めている国の

出自というだけで非難を受けたらしいです。

非常に憤りを感じました。

あくまで揉めているのは「国規模」であるのに

怒りや鬱憤の矛先をその個人に向けるのは

なんとも悲しい現実です。

私だって逆に、行った先で

「お前日本人か!好きじゃない!帰れ!」

なんて言われようものなら憤りより

辛さや切なさみたいなものを感じると思います。

 

彼女がその経験によって日本を嫌ってしまう。

負の連鎖が続くのはなんとも悲しいです。

 

確かに外交上、国同士が揉めてしまうのは

避けることのできないことかもしれません。

 

しかし、せめて個人という単位では仲良くいたい。

仲良くならずとも、不用意な敵対意識とかを

持ちたくはない、他の人にも持って欲しくないな

と思いました。