Valentine's Day for GAY

今週のお題「バレンタインデー」

バレンタインデー(2月14日)って

確かバレンタインさんが処刑された日だよな…

とか思いつつも、世間では

「女性が男性にチョコを贈る日」となっています。

バレンタインデーってドキドキしませんか？

言い方は失礼ながら、

形式的に配る「義理チョコ」は

そんなにドキドキしないですが

やはり意中の相手に渡す「本命チョコ」は

甘酸っぱい青春みたいな感じがしますよね。

なお、ゲイの私にとってバレンタインはずっと、

ドキドキするような甘酸っぱいものでなく

ただただ「チョコを喰らう日」でした。

高校時代は女性比率が多い文系クラスの中でも

とりわけ男性が少ないクラスで、

男子の倍以上いる女子陣が、

作ったお菓子を配りまくってくれました。

いやぁ、あの頃のバレンタインは良かった。

マドレーヌやガトーショコラ、

生チョコやクッキーなど食べ放題。

最高でしたね。

しかしながら今思うと、

甘酸っぱさ、ほろ苦さみたいな

「バレンタインデーのドキドキ」を

味わってみたかったなぁーって思います。

男子が男子にあげると

「ホモチョコ」なんて揶揄されますが

今思えば、たとえホモチョコでも

意中の男子にあげてみたかったなぁ〜。

「これ…男に貰っても…

嬉しくないかもしれないけど…

実は、ほっ…本命なんだ…よね。

付き合えなくても、思いだけ伝えたくて…」

 なんて涙半分に渡してみたかったなぁ。

多分当時好きだった人なら

付き合いはできなくとも

受け取ってはくれたんじゃないかなーなんて

今更ながらに思います。

机の引き出しの中にしのばせたり、

体育館の裏に呼び出して告白と同時に

本命チョコを渡すなんて「キュンッ」てしますね。

自慢っぽくなりますが、昔一度だけ、

女性から本命としてチョコレートを

いただいたことがあります。

その彼女には「傷つけるかなぁ」という理由で

ゲイだと言わず、丁重に感謝と謝罪を述べて

今では疎遠になってしまいました。

カミングアウトしたほうが良かったのかなぁ…

けどある意味言わなくてもいいことを言って

下手に傷つけたくもないしなぁ…

なんて当時は結構葛藤しました。

さて、先述のように私にとって、

バレンタインデー＝チョコを喰らう日。

けどもちろん彼氏にはチョコを渡す予定です。

一昨年はGODIVA、昨年はDEMELを渡しました。

このような年に一度のイベントくらいは

金銭的なことは置いといて

ちょっとだけ背伸びしたいな、と思っています(笑)

今年はPIERRE MARCOLINIとか

WITTAMERが熱いなーとか考えています。

皆さんにとっても

ステキなバレンタインになりますように。