雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

小規模校にも部活の選択肢を!

昨年大ブームとなった映画、「君の名は。

ご覧になりましたか?

「みた!」という方はもちもん、

予告だけでも観たって方、

また話には聞いている!という方も

ご存知かもしれませんが、

この作品は地方出身の女性と

都会出身の男性のお話です。

 

地方出身と都市部出身。

それぞれにメリットとデメリットはありますが

だからといって、どちらがいい、悪いとは

言えないと思います。

 

ただ私は比較的地方の出身なのですが

今思い返せば切なかった思い出があります。

 

私が通っていた中学は各学年2クラスの小規模校。

そこでは部活の選択肢は本当に限られていました。

 

男子だけの部活は野球、女子だけの部活はバレー。

両性できる部活は卓球と吹奏楽

つまり男子の選択肢は野球、卓球、吹奏楽

女子の選択肢はバレー、卓球、吹奏楽

 

このパターンがそのままというわけではないですがやはり小規模校の友達に聞くと、

部活のレパートリーがすごく少ないんですよね。

 

部活は中学校の方針で半強制で、

そんな中、私は中学に入ったら

バレーかバスケがしたいなーと思っていました。

しかし実際それらはなく、

野球か卓球か吹奏楽の三択。

 

よその都市部のマンモス校の友達にきくと

野球、サッカー、バスケ、バレー、卓球、

剣道、柔道などレパートリーが充実。

 

よく「部活何してたの?」という質問に

「中高と〇〇してました」って

返しがあるじゃないですか。

アレがちょっと羨ましかったです。

 

高校は比較的部活の選択肢が多く、

バスケやバレーを選ぶことも出来たのですが、

中学校3年間の差って大きいだろうなってことで

高校から始める人がほとんどの

比較的マイナーな部活にしました。

 

 

 

これ、小規模校の受け入れざるを得ない宿命なの?

「顧問の数が足りない」

「それだけ行える場所のキャパがない」

「部活はそこまで熱入れることでもない」

「本当にしたけりゃよそですれば」

なんて言われたりしますが、

やはり当時は、希望するスポーツを

したかったなーと思います。

 

これは私が自分の母校に対して

持っていた不満の1つです。

 

地方部に多い小規模校と都市部に多いマンモス校

全ての中高で部活を統一しろ!とは言えませんし、

私1人のワガママを通して

部活を立ち上げるわけにも行きませんが

せめて多くの学生があげる三候補の一つくらいは、

選択肢としてあってもいいのでは?と思います。

 

けどそうなると、恐らくは少数意見と考えられる

馬術やフェンシングなどは

実現がもっと難しくなりそうですね。

 

「なんで〇〇部に入ったの?」という質問に、

「消去法でそれしか無かったから」

と返すのはなかなかに悲しかったです(笑)

私の友人も「何か部活入るのは強制のくせに、

選択肢全然用意してないの納得いかない」と

こぼしていましたが、小規模校にももう少し

部活のレパートリーが欲しいななんて思いました。