雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

「男子は上裸」教育が嫌だった。

私は「男」です。

 

私(20代前半)が受けてきた教育において、

もちろん女子がトップレスになることは

全くありませんでした。

あったら多分問題になっていますよね。

一方で男子は時々上裸を強いられました。

私はそれが本当に本当に嫌でした(笑)

 

なので今日はそのことについて

つらつらーっと書いていこうと思います。

割と本気で嫌だったので、

強めな主張となっている点はご容赦ください。

 

まず身体測定。

 

小中学生の頃は「男は上脱げよー」と言われ、

体操ズボン一枚にさせられました。

うーん、嫌だったなぁ…

女子がどう行われていたかは知りませんが、

男子の身体測定の方法は好きではなかったです。

もう当時から同性に性的魅力を感じていたので、

他の男子の前で裸になりたくなかったです。

性的対象である人らの上裸を目の当たりにし、

また自分もその人らに上裸を見られる複雑さ。

相手は意識なんてしていないとわかっていても、

無理矢理その状況にされるのが嫌でした。

 

続いてプール。

 

これは女子が本当に羨ましかったです。

「なぜ男は上裸にならねばならんのだ」と

口にはせずとも、腑に落ちていませんでした。

男がみんな上裸になることを

気に留めないわけではないと思います。

私は特に体にコンプレックスが

あったりしたわけではないんですが、

ただただ裸になるのが嫌だったんですよね。

まぁそんなこと言ったら「オカマ」

とか言われるので言いませんでしたけど。

 

修学旅行。

 

これは上裸を越してしまっていますが、

「皆と入る温泉!楽しみ!」みたいな雰囲気が、

私にとってはなかなかに憂鬱でした。

クラスの皆と入らざる負えず嫌だったなぁ…

正直できれば小さい個室でいいので

そちらに入りたかったです。

(当時は「折角なのに!」という先生の念押しゆえ

個室利用は叶いませんでした)

今でこそ温泉や銭湯は苦手なので

滅多にいきませんし、

海やプールでも基本的に服を着ています。

小学校高学年や中学生の頃、

他の人より成長が早い人を茶化したり、

また私自身も早かったので茶かされたりするのが

全然笑えなかった覚えがあります(笑)

 

最後に体育祭。

 

男女別の競技、うちの学校にはありました。

女子は服を着て安全性の高い競技を行う一方、

男子は上裸、裸足でかけめぐる危険な競技でした。

私は可能なら女子の競技がしたかったんですが、

その願いもまた叶わず…

「田舎の学校の悪しき伝統」と揶揄していた

男子の野蛮な競技に出場せざる負えませんでした。

思春期真っ盛りの男子生徒が

上裸で揉み合っている中、

嫌々ながら参加した覚えがあります。

 

 

 

さて、つらつら書きましたが、

女子はトップレスになる機会が

内実はわからないながらも皆無である一方、

やはり男子は上裸を強いられるケースが

多いなーと感じました。

 

「女性がトップレスになる権利」を

主張する運動が起こっているらしいですね。

 

文脈や規模は大いに異なるかもしれませんが、

私は「男性が裸を強制されない権利」を望みます。