雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

小生意気なゲイが「恋愛」語ってみたぜ!

ジャズが流れるバーにて、マティーニを嗜みながら

女友達と「大人の恋愛」について語らいたい。

 

そんな将来を夢見る雨橋です。

 

今日は生意気にも「恋愛」について書きます。

(後半に若干の惚気注意だぞ!)

 

私、たまに恋愛相談を受けることがあります。

男性からされることもありますが、

女性からされることのほうが多いと思います。

 

私のセクシュアリティを知っている女性から

恋愛相談を受けるのはなんとなく頷けます。

しかし、カミングアウトしていない女性からも

結構シリアスな相談を受けることがあります。

 

「何故だろう?」と疑問に思った私は尋ねました。

 

雨「なんで俺に相談したの?」

友「うーん…女に下心感じない」

勘が鋭いですね。事実、微塵もないです。

 

余談として、批判ではないですが
「ゲイは男女両方の気持ちが分かるんでしょ!」
というストレートの方がいます。


確かに異性愛女性に比較すれば
男性として生きてきたという面で
その説を完全否定できないかもしれません。

しかし友達からはよく
「雨橋って女性寄りな考えだよね」と言われます。

ここでの男性的、女性的の定義は別としても
確かに女性に共感することのほうが多いです。

 

女子からの彼氏の愚痴には
「え!それ彼氏ナシよりのナシじゃね?」的な。

男子からの彼女の愚痴には

「いや待て乙女心分かってなさすぎマジ卍」的な。

 

 

 

さて、私は数年前まで

「〇〇君が好き…けど告白が怖い」と相談されると

「ケッ!君は女性だから1%でも可能性あるじゃん!

こちとら0%よ!ツラさレベルがちげぇ、出直せ」

と、正直心の中で思っていました。

(後述しますが、今は改心しました)

 

また「最近彼氏が冷たくて…」と言われれば

「強火で焼けば?」と返し、

「今の彼氏のここが不満で…」など愚痴を聞くと

「嫌なら別れる、別れたくないなら我慢、以上。」

というなかなかの過激派でした。

(これも今は改心しました)

 

しかし私もこの歳になり、誰かを好きになったり、

人とお付き合いをしたりするうちに

「恋愛って一筋縄じゃいかないんだなぁ」

と遠い目をしながら思うようになりました。

 

片思いで好きになってしまった人に

告白する勇気なんて出ず、

こんな気持ち忘れよう!と意気込み

距離を置こうとする。

しかし距離を置こうとするほど、

それだけさらにツラくなるんですね。

 

好きになってしまった人とかに限って、

「最近元気なさそうだけど、どした?」

なんて恋の病で弱ってるところに

優しい言葉のナイフで追い討ちかけてくる。

 

「もっと好きになってしまう…遠くへ行って」

なんて思いつつ、好きって気持ちは消えない。

嗚呼、歯痒い。

 

また、交際をしていても

何かをキッカケに大きな喧嘩したとき。

「もう別れたほうがいいのかな…」

って気持ちがフッと芽生えてしまう。

しかし、タバコの煙を揺蕩わせれば

思い出やら、恋人の笑顔を思い出して

悶々と自問自答を繰り返すんだよなぁ…

 

 

 

さて、過去の私は専ら相談を受ける側でしたが、

ここ数年は私からも相談をするようになりました。

大抵カミングアウト済の

女子友達することが多いです。

先日も盛大にご迷惑をおかけしました(笑)

 

最後に気取ったことを言いますが、

私は人生=恋愛にはしたくありません。

彼のために何かを諦めたりすることは

これからもずっとないと思います。

その代わり、私も相手の人生に

必要以上の干渉はしたくないと思っています。

 

そして今の彼は本当に良き理解者でいてくれて、

感謝で一杯です。

 

という人からされる場合は毛嫌いする惚気かまして

今日は筆を置きたいと思います。

おやすみなさい。