雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

LGBTやSOGIという呼称。

LGBT」という言葉、

レズビアン、ゲイ、

バイセクシュアル、トランスジェンダー

をさす言葉です。

 

昨今では、この呼称の中に

エスチョン(性的指向性自認が不明瞭な人)や

Xジェンダー(性自認を男女に分けられない人)、

アセクシュアル(性的関心を持たない人)が

加味されていないとして

LGBTに次いでQやXやAが

連ねられる事態となっています。

(LGBTsと呼ばれることもありますね)

 

また上記のことを考慮して、

SOGIという概念がでてきました。

これはSexual Orientation and Gender Identityの略で

性的指向性自認の略です。

これならいわゆるノンケも含め「性の問題」として

物事を考えることが可能になります。

 

しかし性の問題って「性的指向」と「性自認

だけに収斂させてよいのか?

という問いから「性表現(Expression)」を加えたSOGIEという概念も出てきました。

 

しかし、こう語ることによっても

結果として「性的指向」「性自認」「性表現」

の三つに収斂させていますよね。

このほかの言葉にできないようなことは不可視化してしまってよいのか。

 

これらについて、

そもそもそんなに深く考えなくてもさ…

と思う自分と

いや、確かに気を払わなければならない問題かな

と考える自分がいます。

 

あまりにも細かくカテゴライズしすぎると

少し行きすぎた感じするし、

かといって全く気を払わないのも

これまた違う気がします。

 

中庸って、難しいですね…。