雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

「ゲイの友達ほしかったんだ!」

「ゲイの友達欲しかったんだ!」と言われることがあります。私の場合、特に女性からが多いです。

いや今まで女性しかいなかったかもしれません(笑)

だからといって女性はこうだ!男性はこうだ!なんてひとくくりにはできませんが。

 

この文言、私は平気で、言われたとしても大して気にしません(苦手な人もいます)。けど私の場合はその後の付き合いからその人の意識ってなんとなくわかります。

 

歯に衣着せぬ言い方をすると「俺はアクセサリーじゃない!」と感じる瞬間があります。海外ドラマに出てくる「辛口にアドバイスしてくれ、オシャレに敏感、家事が得意で、特にイケメンの場合なら周りからスキャンダラスに見られる」みたいなイメージがあるのかな?と感じます。ほぼ初対面なのに「お説教して!」と頼まれたとき、「タチ!?ネコ!?」とズケズケ聞かれたとき、人の多い場で「それで『彼氏』とは最近どうなの?」と聞かれるとき、またある女性からゲイ友欲しさにゲイ専用SNSを使ってるの!と言われたときは驚きました(笑)

 

一方、ある意味互いに刺激し合える友達もいます。流行ってるものをプレゼントしあったり、ある意味男1人では入りにくいバーやカフェで近況報告したり、こっちは当事者目線、相手は非当事者目線で今の社会について語ったり、、、本当に楽しいしこちらも勉強になります。

「お付き合いしてる人は彼氏さんって呼び方でいいのかな?」「聞かないほうがいいのは前提だけど、いわゆる男役/女役って絶対あるものなの?」

少なからず好奇心もあるかもしれませんが、「これから他の当事者に会った時のために知っておこう」みたいな配慮や気遣いを感じることが多いです。

 

悪意はなくてもいきなり「攻め?受け?」とか聞かれると「デリカシーないな…」って思ってしまいます。いわゆる異性間と同じ基準で、仲良くなってからとか、どうしても、どうしても!気になるならオブラートに包んで質問してくれると嬉しいです(笑)