雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

選挙と社会科教育

小中高と「社会」という科目の中で

もちろん選挙は大事なイベントだと学びました。

選挙のシステム、法律上の扱いなどは学びましたが私はそれを「試験や受験のために」勉強しました。

 

今テレビを見ていて、もう少し授業の中で、どんな政党があるか、どういう方針なのか教えてくれていたら、当時からもっと関心を持てたんではないかなと思います。

 

以前、ある高校の先生とお話しした時、その旨を聞きましたが「選挙に行けとは言えるけど、ここに入れろ、ここがいいというのはタブー。フェアじゃなくなるからね〜、そのタブーを侵さないために政党とかマニフェストについて語らないのが得策。」と言われました。

 

確かに語らなければ地雷を踏まずに済みます。「○○先生がこの政党をいい感じに言っていたからここに入れた!」みたいなことになると大変です(笑)

 

やっぱり子どもから能動的に関心を持つことが大事なのでしょうか。けど当時の私は「行くのはいいけど…どこに入れたらいいのか、政党は多いし公約もバラバラだし…この人問題発言してなかったか?は?また新党できた?何個目!」って感じでした。混沌とする昨今、なんのバイアスもかかっていない一覧表、見取図みたいなのがあれば…ってそんなの無理ですね(笑)

 

今でこそある程度関心をもち、理解できるようになりましたが、私みたいに「試験に出るから、受験に出るから」選挙を学ぶのではなく、自分の問題として選挙を学ぶような雰囲気になってほしいと思います。