喫煙者ってだけで。

私は喫煙者です。

1日1箱吸うか吸わないかくらいです。

格好付けるようですが吸い始めたきっかけは

確か失恋だったと思います。

ノンケを好きになってしまって、

カムア済みだったその相手も

薄々そのことは察していたようで、

一応は告白みたいな形式的儀式だけして、

当然振られ、私も「分かってた、ありがとう」

って感じでことなき(?)を経ました。

その頃、タバコに手を出しました。

ちなみにその彼とはその後も二人でご飯に行ったり

今でも連絡を取り合う仲です。

現在は彼女ができたそうで何よりですね(笑)

さて、あまり関係のないことを

つらつらと書いてしまいましたが

喫煙者の肩身って

本当に狭くなってきていると感じます。

学内でも喫煙所までかなりの距離を要し、

また飲食店や駅でも

ほとんど喫煙スペースを見なくなりました。

確かにタバコは有害で匂いはキツいし、

百害あって一利なし、と言います。

しかしながら私も喫煙者なりには

かなり気を遣っているつもりです。

もちろん喫煙が許された場所でしか吸いません。

歩きタバコは絶対にしないし、

ポイ捨てなんてもってのほかだと思っています。

周りにタバコが苦手な人がいれば吸わないし、

匂いなどにも気を払っています。

しかしどれだけ迷惑をかけないよう努めても

結局「喫煙者」というだけで

嫌な顔をされたりすることも多いです。

感覚としてマナーとかモラルとかは一切関係なく

「喫煙者＝悪」のような式が

出来上がっているように思います。

もちろんタバコを嫌うのも自由ですが、

非喫煙者に迷惑をかけないよう

出来る限りの配慮をしても、

喫煙者というだけでレッテルを貼られる悲しさ。

確かに喫煙所以外での喫煙、

歩きタバコ、ポイ捨てをする喫煙者もいますが

そういう人たちの心無い行動が

「喫煙者＝悪」の式を成り立たせているのか。

もしくはそんなものに関わりなく

「喫煙者＝悪」という式は存在するのか。

余談ですが、いつかタバコはやめるつもりです。

よく結婚したらやめる、妊娠したらやめる、

子どもが産まれたらやめる、みたいな人がいます。

私には今そうしたキッカケってないんですよね。

別に今すぐやめたいとも思いません。

私の彼は非喫煙者なので、

もしいつか彼と住むことになったら

やめようかなと思います。

いつか何かをキッカケにやめられたらな、

と思っています。

これからさらに肩身が狭くなるであろう

喫煙者のつぶやきでした。