人生で一番緊張した瞬間は親へのカミングアウト

ライフヒストリーを考える授業の中で、

私が今までで一番緊張した瞬間って

親へのカミングアウトな気がします。

親へのカミングアウトに関しては

かつて記事にしました。

もちろん、初めて人にカミングアウトしたときも

初めてリアルをするときも

それなりには緊張しました。

しかし、やはり20年近く黙っていた、

ある意味「嘘をついていたこと」を

親に言った瞬間は、

もう体のすべての力が抜ける感覚でした。

あの時の自分は隠すことや辻褄を合わせることに

疲労困憊していて、

ある意味色んな感覚が鈍っていたんだと思います。

ただ、あの時の緊張を越すようなことを

今後味わうことはそうそうにないだろうなとも思い

何にでも挑戦的になれる気分にもなりました。

親へのカミングアウトが

絶対的正義だとは思っていません。

もちろん悪だとも思っていません。

それぞれの関係性などによって

個人で決めるべきことであると考えています。

ただ、私自身は言ってよかったなと思います。

言い方は良くないですが、楽になりました。

隠す必要もなく、辻褄を合わせる必要もない。

もう「彼女がどうこう、、、」みたいな話は

一切なくなりました。

若干のわだかまりは残ったものの、

有り体に言えば親も最後には他人。

仲はいいものの、

私の人生だから、

感謝はしつつ、私は私の生き方をしたいです。

今思えば、私は変に真面目に生きていて、

というか生きざるを得なくて、

そもそも論として性格は真面目な方だと思いますが

周りに「真面目に生きる」ように言われてきて

その結果自分の変に真面目な側面が

さらに強化されたのだと思います。

(決してゲイの生き方が

真面目でないという意味ではありません)

ただ少し気を抜いたっていいじゃないか、と。

私が常に肩を張る必要はなく、

ツラいときはツラいと、

しんどいときはしんどいと、

そして決して無理することなく

生きたっていいんじゃないか、と。

何かに悩んでる人へ、というと

少し上からな物言いとはなりますが、

肩張って常に平気な顔すること必要はないです。

不真面目はよろしくないかもしれませんが、

たまには気を抜くことを忘れないでください。

ちなみに私は気を抜きまくった結果、

色々とすべきことが等閑になっていますが

頑張ります！！！