雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

受験生へのメッセージ

こんばんは。相変わらず課題をしている雨橋です。

今日は受験生のみなさんへ、

受験を経た点では一応先輩のわたしから

メッセージを書きます。

ちなみに勉強法ではありません。

期待された方、申し訳ないです。

 

高校受験、大学受験の経験を軸に書きます。

 

まず自慢ではありませんが、

私は勉強が得意なほうでした。

なので割と受験に関してはプライドというか、

少しでもいい学校にいきたい、

周りから一目置かれたい、「さすが」と言われたい

そんな思いがありました。

 

まず高校受験、なんとか第一希望に入れました。

しかし周りはレベルの高い人ばかり。

勉強についていくのに必死でした。

いや、半分諦め?もありましたね(笑)

特に数学が苦手でつらかったです。

 

三年経って大学受験。

第一希望、見事に落ちました。

なんとか後期で別の場所に受かったものの、

ここでいいのか、もう一年頑張ろうか。

悩みました。

経済的理由や、私のメンタルも持たないだろうと

浪人は断念しました。

 

さて、今私がしてきた受験を思い返すと、

高校受験でした一応の成功体験も、

大学受験でしたある意味での挫折も、

本当に「いい経験」だったと思います。

 

そして思ったこと。

今、学歴重視的傾向があります。

けど、できれば本当に学びたいことを、

それがなければ少しでも興味があることを、

できる場所を探して欲しいと思います。

 

高校は、いきたいところに行き

あらためて勉強に重きを置こうと思いましたが、

入ってしまった部活が鬼のように厳しく

三年生の秋まで総体がありました。

最初は「私はこんなことをしに、この高校に入ったんじゃない」と思いましたが、

卒業後、今はその部活の部員、マネージャーが

高校での一番の思い出で、

今でもよく飲みに行ったりします。

彼らがいなければ高校時代は

「暗黒時代」だったと思います(笑)

 

そして正直、私は割と名が知れた大学を

そこの卒という肩書きのために、

対して関心もない学部で受けました。

 

今思ったら、落ちて良かったのかも、

と思います。強がりではありません。

確かに合格していたら、

もっと良かったかも知れません。

その学問に関心を持つことができて

その道を極めようとしたのかも知れません。

 

ですが私はそこを落ち、行った別の大学で

酸いも甘いも味わい、

結果、良かったなと思えます。

 

生活の中で「差別とは何か」に関心を持ち、

尊敬する先輩のおかけで親にカミングアウトでき

好きだったストレートに振られる挫折を味わい

今の優しくて理解ある彼氏ができ、

いろんな境遇の個性的な友達ができました。

その大学で得た友達は今でもよくご飯に行ったり

相談しあったりします。

 

総括すると、

「したいことができる学校を、

また、したいことは変わったっていい」

「入れたら終わりではなく、そこが始まり」

「第一希望に受かることが100%成功ではない」

「第一希望に落ちることが100%失敗ではない」

「どこにいこうと、出会いと経験を大切に」

少しくさくなりましたが、こんな感じです。

 

今いるところは、反省を生かし

「したいことができる学校」を選びました。

私がしたいことができる学校は

日本では少なかったんですが、

今は「他の学校では学べない(独学は別として)」

自分がしたいことを

しっかりと勉強、研究できているなと思います。

 

受験生の時は、人からされるこういうメッセージが

好きではなかったです。分かります。

「当事者じゃないからそんなこといえるんだ」と

思っていました。

周りからのプレッシャーや、

学歴主義な社会ですから、仕方ないと思います。

 

けど今の私は、

大学名でチヤホヤされて

たいして興味のないことをするより、

そういった人からの評価に関わらず

自分が本当にしたいことをしたいなと思えます。

 

体調第一です。

寝不足や偏食はダメです(人のことをいえないですが)

 

自分のペースで、集中できるときを見極めて。

私は集中できるときは1日16時間机に向かい

できないときは1分も向かわない人間です(笑)

 

あと最後に

十分に頑張ってると思いますが、

無理せずに頑張ってください。