雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

上座下座?入った順でよくない?

こんばんは。

思いのほか課題が切羽詰まっている雨橋です。

 

さて皆さん、敬語はご存知だと思います。

敬語って難しくないですか?

私ももちろん使いますが完璧な敬語を使えるか?

と聞かれたら100パーセント大丈夫!と

答えられる自信はないです(笑)

 

よく留学生の方のメールなどを

送信前に確認して欲しいと頼まれるのですが、

たとえば「●の件、了解しました」とあると

「了解ではなく承知のほうがいいですね」

とアドバイスします。

意味は同じでしょ?と聞かれると

了解は目上の人に使うのは失礼と答えますが、

確かに意味的にはほとんど同じですよね(笑)

 

まぁこの程度ならなんとも思わないのですが

私が疑問を抱くのは「二重敬語」がNGということ。

伺わせていただきます→伺います、

ご覧になられる→ご覧になる、などです。

私の個人的な意見なんですが

「敬いまくってるからいいじゃん」と思うのです(笑)

 

回りくどい、逆に失礼らしいですね。

私は「敬語使おうとしてくれてる」と分かれば

それでOKなタイプなので、

正直「ガチガチに正しい敬語」というものには

なんか違和感を覚えます。

 

先生で女子に「さん」づけ、男性は「くん」づけで
呼ぶ方がいて(小中高にも見られますね)
言い間違えると「あっごめん」とおっしゃいます。
「いやいや全員『さん』で済むやん」と思います(笑)

 

また手紙などのマナーも、

拝啓には敬具で結ぶ。

一方、前略には、敬具でなく草々で結ぶ。

結びのかしこは男性は使わない。

様と御中の使い分けや、

敬称としての氏、もしくは女史など、、、

こんなん全て網羅できるかパターン多すぎやねん!ってなります(笑)

 

流れで書きますが、

これまた、ん?となる文化が上座や下座です(笑)

私たちも飲み会では先生は上座に置くわけですし、

ビールのラベルは上にして注ぎます。

だがしかし!!!わたしの率直な意見。

「入った順に座ったらええやん…

ラベルの位置で味なんか変わらんやん…」

 

とかいいつつ、いざその時になると

会場の形やタクシーの座席まで

前もって一応チェックしてるあたり、

私自身も毒されてますよね。。。(笑)

 

目上か目下か、男性か女性かによってなど

敬語やマナーには

様々なバリエーションがあります。

無論、大切な文化だと思います。

 

しかし敬う気持ちが大事なのに、

あまりにも形式をがっちりしすぎると、

そっちに囚われてしまうと思うんですよね。

 

「正しい敬語、正しいマナー」の基準が

もう少し緩やかになり、

「この人、マナーとか敬語は少し変だけど、

不器用ながらも頑張ってくれてるな」と

皆が思えるようになれば

気を張らず、より丁寧に人と接することができる気がします。