雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

「敬う言葉」であるはずの敬語。

基本的に日常生活は敬語の雨橋です。

 

学校では先生や先輩にはもちろん、

同級生や下級生にも大抵は敬語で話しています。

 

もちろん年齢は違えど、

相手にそれなりの敬意があるので使っています。

 

また穏便でトゲがないので、

無難に敬語を使っているという側面もあります。

(度が過ぎると皮肉めいて聞こえますがね)

 

 

ただよくよく考えると

敬語って「敬う」という字があるように

相手に対する敬意があってこそ使う言葉ですよね。

 

 

本当にたまにですが、

「なんでこいつに敬語使わなきゃならんのだ」

と思う瞬間があります。

 

 

クレーマーが、バイト先に、

大変理不尽な理由、

(誰が聞いても0:100で顧客側に非がある理由).

で店にブチ切れにきたことがあります。

 

そんな相手にも敬語を使わなければならない。

 

いや、使いたくない。

 

てな訳で、前のお店の店長さんは

「こちら側に非が1でもある場合は

きちんと敬語を使って謝罪しなさい、

しかしこちら側に非が0であるならば

敬語を使わなくていい、私を呼びなさい」

という人でした。

 

Yes. 店長お呼び出し。

 

店長さん、敬う必要もねぇ!

とばかりに敬語なんて微塵も使わず

ガチガチの口論バトルを繰り広げ、

最終的に出入り禁止にしていました。

(私はそのスタンスが好きだったので、

前の仕事が続けられたのだと思います)

 

 

 

店が顧客に対して敬語を使うのは分かります。

「来てくださっている」という心構えは

もちろん大切でしょう。

 

ただ、顧客側が「来てやっている」というのは

明らかにおかしい。

お門違いもいいところだと思います。

 

だって店が提供しなければ、

顧客は財やサービスを

何も購入できないわけじゃないですか。

 

「使わせてもらっている」という心構えで、

顧客にも店を敬う気持ちも必要だと思います。

(もちろん多くの人は

すでに持っているとおもいますがね)

 

なのでたまにコンビニやスーパーで

人目を憚らず店員に檄を飛ばす人を見ると

「なんでこんなに供給する側の立場って

弱いんだろうか…」と思います。

 

恐らくは良からぬ噂を流されたり

低評価を受けると、

店の評判が悪くなるからだと思いますが、

毎回いたたまれない気持ちになります。

 

クレーマー「店に敬意をもて」なんて言おうが

多分聞く耳を持たないでしょう。

 

なので、もう少し店側を擁護するような施策や

いわゆる「権力関係」を是正する方法は

ないものかなぁ…

 

そんなことを考えながら眠りにつきます(笑)

また1週間頑張ります!おやすみなさい。