雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

オープンゲイ×クローゼットゲイ

今日は一日、授業や用事がありヘトヘトです。

 

 

 

さて、比較的オープンリーゲイの雨橋です。

 

ふと街中で手を繋いで歩くカップルを見て

「おっ、いいなぁ〜」と思うのですね。

 

一方で私のパートナーはクローゼットなので、

そう簡単に手を繋ぐわけにはいきません。

 

私自身は、後ろ指を差されようが、

「え…」みたいな顔をされようが、

コソコソ笑われようが全く気にしないため、

全然平気ですが

やはりパートナーの気持ちや境遇を尊重すると

私が繋ぎたいから繋ぐというわけにもいきません。

 

またペアルック

デートしてみたいなぁ、なんて思います。

白のお揃いパーカーにデニムのペアルックで

ディズニーデートなんて素敵!と思いますが、

やはりそう簡単にはいきません。

 

また、かつて一度くらいサプライズがしたいと、

彼の誕生日にレストランで

サプライズケーキを予約しました。

(大々的にではなくこじんまりしたものです)

 

結果的には喜んでくれたのですが、

予約する際は

「やっぱ男2人だと、人目気にするかなぁ?」

「周りの目から見たら、どう映るんだろう…」

なんてかなり悩みました。

(店でのサプライズは男女カップルでも嫌がる人がいますよね)

 

 

 

彼は日常生活において、

「彼女がいる」ことになっています。

時折、彼の友人から

ペアグッズをプレゼントされますが

やはり「彼女」を想定したものです。

無論、その方々に一切の非はない上、

いただきものにケチつけるつもりも一切なく

ありがたく使わせていただきますが、

なかなかフェミニンな仕様になっています。

 

実際

ゲイ・レズビアンカップル向けのペアグッズ

ってあるのかな…?(笑)

 

 

 

彼がクローゼットであることには

特に何も思いません。

私が文句を言う資格なんてないと思っています。

カミングアウトしない選択をする彼に

「俺がオープンなんだからカムアしてよ!」

なんて言うつもりはありません。

 

カミングアウトによって

いい方向にも、悪い方向にも

人生が大きく変わった人をたくさん見てきたので

そんな人生において重要なことを

私のワガママで要請はできません。

 

ただ、願わくば

私たちが手を繋いでいても、

ペアルックを着ていても、

二人で記念日を祝っていても、

誰からも「普通に」扱われるときが

来てほしいなと思います。