雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

「好き」って感情はどこにいくのか。

かつて「好き」って気持ちを抱いていた人。

今はどこでなにをしているのかは分かりません。

私も含め、彼を知っていたもの全員が

彼の消息を知らない状態です。

 

色々と複雑な環境下にあった人でしたので

行動が読めないのもある意味での彼らしさ、

このように突然消息をたつようなところが

彼らしくあるような気さえします。

 

 

 

私はゲイであって、ストレートの彼との恋は

叶うものではありませんでしたが、

いつも優しく、時に厳しく、

けど常に一緒にいてくれるような人でした。

 

「友達なんて要らない」と思いふけていたとき、

同じく「友達なんて要らない」とこぼしていた彼と

結局は良き友達になったんです。

 

 

 

高校3年間を彼への片思いに費やした私ですが、

もう彼に対して

「好き」という気持ちはありません。

 

彼が、どこかで女性と結婚して、

子どもを授かり、家庭を築いていても

「おめでとう」と言えることでしょう。

 

 

 

ただ、時々気になる彼の行方、

これってまだ「好き」なのでしょうか。

 

 

 

よく「好きだったら妬くよ」とか

「胸が焦がれないと恋じゃない」なんて言います。

 

そのような定義づけって、

一般論に過ぎない気がします。

 

当時は確かに「好き」だったんですね。

 

彼を思うと嬉しくなったりつらくなったり、

一喜一憂しました。

 

それは疑いようのない「好き」でした。

 

今、彼への「好き」のカタチは変わったといえど、

おそらくはどこかで「好き」なんです。

 

でなければ、

きっと彼の行方なんてどうでもいいから。

彼がどこでなにしていようが

どうでもよいから。

 

彼と数年ぶりにもう一度会って、

懐かしい日々を思い出して、

できれば「当時好きだった」なんてことを

しっかりと聞いてほしい。

(告白はできずとも

カミングアウトはしていました)

 

 

 

「好き」って気持ちってなんなんでしょうか。

消えるものなのか、永遠に朽ちないものなのか。

「嫌い」になったら消えるのか。

 

なんて考えながら9月スタート。

 

気合い入れて頑張りましょう!