雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

23歳男「私は乙女」と称しエスコート要請

最近、私生活が満たされずに

頭の中でユートピアを求めては

夢から覚めて虚無感に苛まれる雨橋です。

(ちなみに夜に眠れず昼夜逆転しているのに

今日から昼間の予定が多いです。

自己責任とはいえどかなりつらいです。)

 

さて、今日は私が求めているユートピアの一部を

文字に起こそうと思います。

 

 

 

私は男性で一応は男性的振る舞いをしてきました。

「女性の荷物は持つ」

「女性と一緒の時は車道側を歩く」などですね。

 

しかしながら、ふと思うわけです。

なぜ同じく乙女であるこの私に

メンズからの配慮が一切ないのか

 

「なんかヤバいやつがヤバいこと言っている」

と捉えられるかもしれません。

 

確かに重い荷物は、

一般的には力のある男性が持つほうが効率的です。

また(心では「轢かれたら一緒では?」と思いつつ)

体格の大きな男性が車道側を歩くことは解せます。

そして私もそのことを踏まえた上で

女性の友達といるときはできるだけ

そのように振る舞うよう努めてきました。

 

しかしながら残念なことに、

今まで私は、自分の力と体格の結果、

男性からそのようなエスコートを受けて

「キュン」とするなんて経験を

微塵も享受できなかったのですね。

(なので上記の性別役割に沿ったような

典型的な恋愛映画、ドラマを見ていると

「ケッ!」ってなるのかもしれません)

 

周りの女子友達と話していると、

「うちのバイトの先輩、いつも何も言わずに

サッと重い荷物を持ってくれるんだよね」

「この前、同じ部活の〇〇君と帰ったんだけど

自然に車道側を歩いてくれてたんだ」

なんて羨ましい限りの砂糖たっぷりな甘〜い話。

 

その話に出てくる彼らは私に

そのようなことをしてくれるでしょうか。

恐らくしてくれないでしょう。

 

いや頼めばしてくれるでしょう!

しかし頼まずともサラッと

してくれるのが私の理想…

 

もちろん自然にされるのも素敵ですが、

バイトの先輩に荷物をサッと取られて

「大丈夫です、持てますから!」

「いーよ俺持つから」

みたいな会話をしてみたかったなぁ。

先輩と帰っている道で車道側を歩いているときに

「あぶねーだろバーカw」ぶっきらぼうに、

グイッと歩道側に引っ張られたかったなぁ。

 

 

 

そろそろ心の声が

「もうやめろ…虚しくなるだけだ…」

と言い始めたので筆を置きます。

 

余談として、カミングアウトをして

「俺こうみえて乙女だから、そこんとこよろしく」

というと、こんなクソみたいなやつにも

優しくエスコートしてくれる男性、

少なからずおります!ありがたいね。

 

希望を捨てず、頑張ります。