雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

行動力がある時の怖さ。

私は基本行動力のない人間です。

多くの場合は口ばっかりです。

 

しかしながら良いのか悪いのか、

本当に追い込まれた時や

「今しかない!」みたいなときは

突然衝動的に行動することがあります。

 

人生初のゲイバー訪問や

オンラインで知り合ったゲイとのリアル、

親へのカミングアウトやノンケへの告白なんかも

前日から決めていたわけでなく、

「今しかない」などというその時の衝動から

その場で実行してきました。

 

これらは結果往来で、後悔はしていません。

行動した瞬間の胸の高鳴りはかなりのものですが

数年経って「行動してよかったな」と思えます。

 

しかし今、あるわだかまりを抱えています。

 

私自身の性分として

何か気になったり興味が湧くと

「身を以て」体験しないと気が済まない。

たとえそれが、社会から「逸脱」と

みなされるものであってもです。

(社会では周縁化されたコミュニティ、

法的なグレーゾーンなど)

 

今の心持ちでは「危険だ」と考える意識の方が強く

ストッパーがかかっておりますが、

真相が気になる気持ちを「抑圧すること」も

決して楽ではありません。

何かしらストッパーが外れるきっかけがあれば、

爆発しそうです。

 

同時に、私の好奇心や探究心は、

その強さがかなりおかしいらしく、

一度何かが気になり始めると

本などに書かれていることでは

満足できなくなります。

 

本で読んだ内容が100%正しいわけでなく、

人から聞いた話が100%正しいわけでもありません。

調べたりまとめたりして、一応は納得するけど

最終的には自分が信じられるのは自分のみ。

 

そこに関しては「自分の体で『生』(現実)」を

見聞きしたいなと思っています。

 

自分を止めるストッパーが

むやみやたらに外れないように、

いわゆる「理性」が機能するように頑張ります。

 

「人生一度きり。したいことはなんでもしろ!」

そうはいって何でもかんでも

できるわけではない

(社会から「普通に」許容されているわけではない)

のだなぁと感じます。