雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

男の私が男に抱く妄想特集(3)。

ひさびさに書きます。男の私が男に抱く妄想特集。

 

余談ですが「ゲイってBLをどう思ってるの?」

という質問を、たまに腐女子友達から受けます。

 

答えとしては「人によりけり」だと思います。

「現実と乖離しすぎ〜無理み〜」ってゲイ友も

「キュンとするし好き!」というゲイ友もいます。

 

私自身は、どちらかというと肯定的です。

ただ一つ意見するなら「濡れ場メイン」は苦手。

「濡れ場オンパレードはやめて!

濡れ場は別に楽しむ場所がある…

(言わばその違いのビデオとかですね)

BLは違う楽しみ方をさせてっ!」

となります。

 

主人公同士の関係がもつれたり、すれ違ったり、

紆余曲折を経てサクセス!!!となるようなもの、

ストーリーがしっかりしているものが好きです。

 

 

 

さてさて今日書いた妄想は、

割と「女性の憧れのシチュエーション」として

取り上げられるようなもの、

少女漫画とかに出てくる鉄板ものが多いです。

まぁつべこべ言わず書いていきます。

 

1.「お姫様だっこ」とか「おんぶ」

 

お姫様だっこやらおんぶは

ラブストーリー展開において定番ですよね。

 

よくあるじゃないですか、

体育の授業でケガした華奢な女の子を

軽々ヒョイっと持ち上げて、もしくは背負って

保健室に運ぶみたいなシチュエーション。

「ハッ、恥ずかしい!」とジタバタする女子。

「自力でいけねーくせに」と返す男子。

 

そのような場面を見ると、

部活でケガをして倒れ、うずくまっても

「痛いフリすんな!!!今すぐ立てゴラァ!」

と監督から怒鳴り飛ばされてた身からすると

鼻をほじりながら

「あぁー?そんなんケガのうちに入らねぇ!」

ってツッコミたくなります。

 

なーんて、素直じゃない私ですが、

やっぱりどこかしら憧れはあるんだよなぁ〜。

一見、線が細いのにいざってときに力を見せる、

普段は寡黙だけど頼りになるイケメンに

ヒョイっと持ち上げられたい。

その腕の中で恥じらいながらジタバタしたい。

 

しかし!!!

私を軽々持ち上げたり、

背負ってくれる人ってなかなかにマイノリティ。

 

ええ体重、米袋3つ分以上ですよ(半ギレ

「担架でも割と大変そう…」なんて

心無い言葉の暴力を何度も受けました。

好きでこんな重いんじゃないんだよ!!!

本当は50kg台くらいになりたいんだよ!!!

 

なお、部活をしていた頃、

身長も体重もほぼ同じイケメンがいて、

(当時は体重80kgちょいくらいでした)

筋トレの一環として

彼にお姫様だっこしてもらったことがあります。

私のその時の、腕の中での口角の緩み具合、

練習中にも関わらずエゲツなかったと思います。

 

2.「落ち着くまでこうしててあげるから」という台詞

 

こうってアレですよアレ、抱擁ね。ハグね。

 

感情的になったり涙が止まらない時に

片手は背中に、もう片手は頭に回されて

「俺の前では無理すんな、、、

〇〇が落ち着くまでこうしててあげるから」

というイケメン。

いいねー、若いねー。

「クッセェw」とはなるけど

こういうコテコテなシチュ、嫌いじゃないです。

というかむしろ大好物ですね。

落ち込むことがあったときは「辛かったね」とか、

喧嘩の後なら

「キツいこと言っちゃったね、ごめん」とか。

 

あ、けど私、泣いてる側には謎に厳しいです。

「あぁん?それホンマに泣いとるんか?

嘘泣きちゃうんけ?お?やるか?」みたいな。

されてる側にはなぜか喧嘩腰です。

 

まぁけど理想のシチュエーションには変わりない!

私も泣いてる振りしながらされてみたいものです。

 

しかし!!!

これって、体格差や身長差がどうあれ、

頑張ればできないことはないけど

それなりに「ハグをする側」と

「ハグされる側」の体格差がないと

自然にはできなくないですか?

不自然というか、無理なポーズになるというか。

 

私の場合、このシチュエーションを

自然なかたちでできるようにするためには

相手に「かなり長めの腕」と

「身長差20cm(=身長2メートル)」欲しいところ。

うーん、、、いないこともないけど…

そんな簡単には見つからないかな…

 

ってかそもそも誰もしてくれませんがね!!!

 

あ、けどベッドに寝ながらならば、体格差なくてもなんとか…

いや、なんでもないです。

 

 3.寒空の下、上着を貸してくれる。

 

これもかなりの鉄板シチュですよね。

くしゃみをして、ブルブル震える恋人に

無言で上着を貸すイケメン。コッテコテですね。

「わっ悪いよ、〇〇くんが寒いでしょ?」

という台詞に対して、

「俺は大丈夫だから」なんて返す硬派なイケメン。

もしくは「風邪引かれると面倒だし」なんて返す

素直じゃないイケメン、どちらも美味しい。

 

しかし!!!

これも服のサイズが同じ、

もしくは「貸す側」の方が大きいこと前提。

 

私の場合、SサイズやMサイズを貸してもらっても

「ありがとう!

…あっごめん…パッツパツや…

破ったら悪いし返すね…」となります。悲しみ。

 

なんならLサイズでも少し不安なので、

安心して借りられるのはXLサイズからです。

小さめサイズでも躊躇なく借りたかった。

 

現実は「肉があるから大丈夫だろ」ってことで

誰も貸してくれやしないです。

なんならむしろ追い剥ぎにあうほうですね。

悲しみの極み。

 

 

 

 これらのシーンを目撃して

「アツアツだねぇ〜ヒューヒュー」とら

「第三者として」キュンとするのもいいですが、

たまには当事者として

キュンも味わってみたいな、とか思ったり…♡

 

 

 

石投げないでください。

 

まぁ夢は寝てからみます。

 

やはり自分自身、「男」ってことで、

そのような場では「能動的振る舞い」を

求められるんですよね。理不尽。

まぁ私自身もイケメンに対して

「能動的振る舞い」を

求めてしまってはいるんですがね。矛盾だね。

 

頭の中ではそういったものが全て無効化される。 

いつか妄想の世界に行きたい、と

少しヤバげな発言をして、筆を置きます(笑)