「人生詰んだ」って思えないしんどさもある。
人生詰んだわ。
これは私が中学高校の時に感じたこと。
ゲイだと自覚し、
自分は好きな人ができても
恋愛や結婚もろくにできずに
一人孤独のうちに死んでいくんだ、
バレないように自分を隠して
生きていくんだろうな、と感じ
そんなくらいなら、いっそ死んだほうが楽じゃん
なんて考えていました。
今、そんなことはありません。
自分なりの人生を謳歌しています。
そんな中で、ふと思うこと。
あの時味わってしまったドン底。
あとは這い上がるだけなんですが
「うわー、人生詰んだわ」
と思えないことのしんどさ。
何があったって
「なんとかなるや」精神でいることは
ある意味ではポジティブな反面、
何事にも「どうせなんとかなる」と
怠惰になってしまう。
かりに試験や面接に落ちたって、
誰かに嫌われたって
どうしようもない窮地に陥ったって
「ま、なんとかなるっしょ」と思ってしまう。
「どうせなんとかなるし!サーボろ」となり
やる気というか
向上心がなくなってしまうんですよね。
いやいやよろしくはないんですが、
どうしてもこの気持ちを
拭い去ることができない自分がいる。
あぁ、世知辛いってこのことなのか。