雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

ゲイであることに慣れすぎて。

ゲイであることに慣れすぎて。

 

 

 

ゲイであることを

基本的には隠さない性分となった私。

 

「最近彼氏が、、、」

「この前行ったカフェのイケメン店員がタイプで」

などの話をなんのためらいもなくしてしまいます。

 

そんな中でふと感じること。

「あれ、世の中って

ゲイに対してあたりキツかったっけ?」

 

私の感覚が鈍っているだけなのでしょうか。、

 

時々、かつて悩んでいた中高生時代を忘れ、

「今の日本はゲイに住みやすい国なんだ」

なんて思ってしまう私がいます。

 

まだまだ異性愛規範、男女二元論は

存在するはずなのに、です。

 

そう、ゲイであることに

慣れすぎたのかもしれません。

恐らく私は恵まれているのでしょう。

毎日をあまり偏った味方をしない人に囲まれ、

とりわけセクシュアリティに関するストレスを

感じることなく過ごせています。

 

いやぁ、ありがたや。

 

周りの友人からは、

ゲイであるがゆえに受けた

心無い言動などの話を聞きますが、

あまり現実味が湧かなくなってしまっている私。

 

 

 

いや、ゲイであることに慣れたというよりかは、

自分で言うのも烏滸がましいですが

強くなれたのだと思います。

(強くなってしまった、、、?)

 

周りの人に、

セクシュアリティを察される会話を聞かようが

公然の場で男性と手を繋ぎ歩こうが

赤の他人だし、どう思われてもいいと

思えるようになりました。

 

ただ、やはり相手のことも考えなければ。

いくら私がいいとはいえ、

相手の人はゲイバレを嫌がるかもしれないし、

あまりにも下世話な会話は

セクシュアリティに関係なく

公然の場では忌避されるでしょう。

 

 

 

割と我が強くなりすぎたのかもしれない。

気をつけよう。