雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

The Dystopia is here.

世の中、ポジティブな人と

ネガティブな人がいます。

私は後者です。ネガティブな人です。

 

その定義は個人によりさまざまでしょうが

世間の定義に照らせば

ネガティブなほうだと思います。

 

この世に平和が訪れるなんて思っていません。

人間がいる限り、

平和なんてありえないと思っています。

この世から人間がいなくなれば

世界が平和になるかは分かりません。

しかし、人間がいる限りは

平和は訪れないんだろうと考えています。

 

なぜこう考えるようになったんだろう。

根源に自身のセクシュアリィを

持ってくることはしたくないですが、

ゲイであるがためにいろいろと言われた身、

世の中に蔓延る、性別や人種、

障がいやセクシュアリィを基にした差別を

目の当たりにしたことに

要因があることは確かだと思います。

 

私の考えとして、

LGBTに対する差別はやめてほしいです。

もちろん、性別や人種、障がいも然り。

しかしながら彼ら/彼女を守るすべに対し、

時として疑問符がつくことも事実です。

 

例えば女性専用車両

決して反対派ではありません。

痴漢を防ぐ手段として必要だと思います。

 

ただ、男性から女性への痴漢の件数が

多いことも分かりますが

男性から男性、女性から男性、

また女性から女性に対する痴漢は

ここではどう捉えられているのか。

これらの数が少ないことはわかりますが、

数が少ないというだけで

扱われなくてもよいのか。

 

したがって私は女性専用車両に反対ではなく

男女の二元のみで区切られていることに

疑問を持っています。

 

そうなると

「じゃあどうすればいいんだよ、

なんかアイデアあるのかよ」と問われます。

 

あります。

私も何の考えもなしに

批判しているわけではありません。

 

個室化。

ひとりひとりを触ったりできないくらいに

区切ってしまえばいいと思っています。

ただ経済的に難しいと思うし、

実現可能性はかなり低いでしょう。

 

今、いろんな策が考えられています。

通勤時間を大きくずらすだとか、

東京など人口過密地域を崩していくだとか。

けどまだ答えは見つかっていません。

 

女性専用車両はあくまでも例ですが

他にもこの世には

さまざまな「物議を醸す」ものがあります。

 

LGBTに対する施策があって、

それを喜ぶ人がいれば

反対する人がいます。

 

障がいがある人へのサポートを

必要であるという人がいれば

「甘えるな」という人がいます。

 

それぞれがそれぞれの考えを持っていて、

誰かの正義は誰かにとっての悪で。

誰かの正義が誰かにとっての悪で。

 

極端ですが、

誰もいなくなれば

こういった意見の齟齬は起きないんだなと

たまに思ったりします。

 

こういう発言をすると

「そういう思想をもとに、

無差別殺人事件犯したりしそう」

なんていう人がいますが、

私はそんなことはしません。

 

人間として、このような事態に向き合いながら

すなわち考えながら生きることが

大切なんだと思っています。

 

私もそのつとめを果たすためにも

日々研究に勤しんでいるつもりです。

でもやっぱりたまに疲れちゃう。

もう少しポジティブになりたいな。

 

 

 

いろんなことに行き詰まってしまった

とある大学院生の戯言でした。