雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

帰省したくも長居したくない息子と、親心。

ご無沙汰してます。雨橋です。

 

修士号を取得した後、

博士課程後期課程に無事合格しました。

 

12月、1月、2月と怒涛の三ヶ月でした。

時折息抜きはしていたものの、

時折わけのわからない涙も流しながら

三ヶ月を無事乗り切りました。

 

さて、やっと帰省できる余裕ができました。

夏休みは一度帰りましたが、

正月は帰ることができなかったため

おおよそ半年ぶりの帰省になります。

 

母からいつ帰るのかと連絡があり、

帰れそうな日程を検討する中で、

どれくらいの期間帰るのかという話になりました。

 

実際、私は名目上春休みであり、

雑務はある中でも、

その気になれば

長いこと実家に居座ることができます。

 

私としては、

年末年始に帰る人々同じくらい、

すなわちおおよそ一週間くらい

帰られればいいかなという気持ちでいました。

 

しかし親としては、

「もう少し長くいても良いのでは」

という思いがあるようでした。

 

実際、私も帰省はしたいです。

 

しかしそこまで実家に長居したくない気持ちも

どこかしらにあることは事実なのです。

 

理由は、「することがない」

当方、大学院生で使えるお金もそこまでなく、

ましてや修士論文を書いていた時期には

バイトもろくに入れなかったため、

かなり金欠状態です。

 

そして正直、実家はかなり田舎にあるため、

自由に出ることもままならない。

免許はあるものの、

ペーパードライバーであることに加え

親兄弟が通勤に車を使っているため足もない。

バスは1時間に1本から2本、

バスもおおよそ21時頃には終わります。

 

もちろん実家の心地よさはある一方で、

生活に制限がかかること、

自由な生活ができなくなることも事実なのです。

 

これで実家が都市部にあり、終電で帰っても

徒歩で家に帰られるようなる環境であれば

また話は違ったかもしれませんが、

ある意味、下宿先での

制約のない奔放な生活に慣れてしまった今、

実家で長居することはなかなかに疲れる。

 

ただ親心も蔑ろにしたくない。

大袈裟ですが、おそらく親には

生きている間に、あと何回会えるかわからない子と

少しでも時間を共にしておきたいという気持ちが

あるのだと思います。。

親は世代の中では比較的若いほうですが、

それでも時間は残酷で、

帰省のたびに親の老けを感じます。

 

年に二回、それぞれ一週間ずつ帰るとし年に14日。

親が仮に80才で何かあったとして、

会える日数はおおよそ400日。

一年前後しか会えないのか、、、なんて思うと

少しでも近くにいること自体が

孝行なのかなと考えたり、、、

 

何日帰るかは別として、

近々帰省しようと思います。

楽しみだなぁ。