雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

ご飯代のお支払い&ゲイのリアル

三度の飯より金が好き。

雨橋です。

 

今日はご飯代の「お支払い」について、

ゲイのリアル(ネットで知り合った人と実際会うこと)

も含め、感じることや思うことを書きました。

(お金に関する少々生々しい話もあり、

汚く感じる部分もあるかもしれません)

 

大学院に入ってから

思うように時間が取れず、

バイトもなかなか思うように入れません。

また頑張って稼いだお金も

書籍代やイベントなどの交通費に消えます。

 

正直、かなりの金欠です。

 

さて、ご飯に行った時、お支払いがあります。

1人で食べようが、10人で食べようが必ずあります。

10人単位の比較的大人数の場合は、

割り勘にすることが多いですよね。

 

しかし、私が悩むのは

2人でご飯に行った時。

 

研究室で時間の合った友人と学食に行ったり、

仲の良い同級生と外食に出たときは

基本、自分が食べた分の額を出せば良いので

心配する必要がないのですが…

 

たとえば、

社会人の後輩とのご飯。

恥ずかしながら、正直奢る余裕はないです。

「俺、社会人だし全部出しますよ」と言ってくれ

「(え!まじ?助かるー!)」という気持ちの反面

やはり年上として矜持もあり、情けなさも感じる。

「せめて割ろう!」と言っても

「いいですって!」と返され、押し問答。

(最終的に割ることが多いです)

 

誘いを受けた女性の先輩とのご飯。

「男が出さなければならない!」

なんて思っていませんが、

「全額ご馳走になるのも違うのかな?」

と考えたりします。

しかし相手は年上だし…誘われたわけだし…(笑)、

けどやはり「出すよ」って言われても

自分の分は出すべきかな…と考えたりします。

 

留学から戻った同級生と一年ぶりのご飯。

「ここは『無事におかえり』の意味も含めて

全部出してあげるべきかなぁ」と思うけど

同い年で、こちらもバイトの身分…

しかしやはり「割り勘にしよ!」と言われても

「せめて少しは大目に出すべきだよな〜」

みたいなことを考えたりします。

 

 

 

お金の難しいところだと思います。

相手との関係や年齢差を始め、

社会的立場、収入、性格などを

ある程度は考慮しなければならない。

 

あまりに細かく考えると「ケチ」だし、

かといって奢られっぱなしも図々しい。

正直、私自身、学生という面では

出来るだけ出費は抑えたい…

 

またゲイには「リアル」という文化(?)があります。

この場合は、もちろん相手の年齢に加え、

「どちらから誘ったか」や

「(遠方の人の場合)どちらが会いに行っているのか」

「その人とのこれからの関係」なども

考慮する必要がでてきます。

(絶対でないですが、私は考えてしまいます)

 

リアルの場合、怖いのは

「年上として出す」といういわゆる一般的行為が

「ご飯代を出すから、その代わりに…」

というニュアンスに読まれることも

完全にゼロではないことです。

(実際友人は「ご飯代払うからこの後…」と言われ、

怖くなって自分の分を払い、

逃げるように帰ったらしいです)

 

 

私はそんな恐怖体験はしたことがなく、

今までリアルをした方は優しい人ばかりでした。

 

私が出会った年上の方の多くは、

「下心なしで」全部出そうとしてくれました。

なんとなく申し訳ないので断りますが

「じゃあこれからも仲良くしようって意味で、

今回だけは出させて」

と言われた時はお言葉に甘えました。

将来、出世返ししないとです(笑)

 

年下の方とご飯に行った時も、

奢られることが前提の人はいませんでした。

今より金銭的な余裕があった学部時代、

全部出そうとしたのを遮って

「学生同士、割り勘にしよう」

といってくれるような人ばかりでした。

(今思えば恵まれてるなぁ…)

 

彼らとは今でも時折電話をしたり、

赴く用があればご飯に行ったりしています。

 

 

 

まとめます。

お金と人付き合いって

難しい。

 

しかし相手のことを考えていれば

とりわけ揉めることもないため、

これからもたまに遊べるような友人を

作っていければな、と思います。