雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

いびつな体型のマネキンを所望する。

ショッピングに赴き、

服を見ることがあると思います。

 

私も、とりわけ「ファッション大好き!」

というわけではないですが、

時折一人で、または友人と服を見に出かけます。

 

極論、服は外を出歩く際に

警察のお世話にならないように
「とりあえず着られればいいもの」です。

しかし、どうせ着るならやはりファッションは

それなりに楽しみたいものですよね。

 

アパレルショップを見ていると

いつも思うのです。

 

マネキンさん、

君、スタイル良すぎな。

 

キュッとした小顔、スラッと伸びた手脚、

いかにもモデルのようなシルエット。

 

単純な私は、そのマネキンのコーデを見て

「この服オシャンティー!素敵!」

と感化されます。

 

しかし、いざ実際に試着すると

何これ…全然違う!

こんなはずじゃない!

となるんですね。

 

スキニーなんて、そもそも履けないです。

脚が太いため太ももでつっかえ、

望まぬマーメイド状態です。

ギリギリ入ってもキツくて中腰しかできません。

ウ○コ座りなんてもってのほかです。

 

またマネキンは少し緩めに着こなしていた服も

私が着るとお肉でなかなかにジャストサイズ。

そうなると悲しいことに太って見えるのですね。

 

 

 

そりゃ、スタイルがよければ

何を着たってそれなりに映えますよ…

 

服屋さん、お願いです…

 

もっと顔がデカく、

それなりのお肉もついた

手脚の短いマネキンを…

是非置いてください…

 

 

 

近しいことはファッション誌でも

思ってしまいます。

この服は、こんなにイケメンで

スタイルがいいモデルが着るから映えるんだよ…

俺はこの服を、

台無しにする自信があるぜ?

という謎の挑戦。

 

 

 

いや…けど、こういった事態は

ある意味仕方ないんですよね。

 

ふと周りを見渡せば、

マネキンに近しいスタイルをお持ちの方々が多い。

そして私が一緒に買い物へ出かける友人も

基本的にスタイリッシュな人が多いです。

なお彼氏もスラッとしております。

 

私はここでもマイノリティなのか…悲しい。

 

私のように「いびつ」な体型のマネキンで

それにシャレオツなコーデをしている店があれば

おそらくめちゃくちゃ贔屓します。

 

 

 

余談ですが、時折サイズもなくて悲しいです。

 

Lサイズの服で、もう少しゆとりが欲しい時、

「この服、XLってありますか?」と尋ねると

「すみません、ないですね…」との返事。

「あ、分かりました!ありがとうございます!」

といいつつ、心は悲しきかな。

 

そして、靴のサイズも28.5cm程度なので

気に入った靴にサイズがないです。

良さげと思った靴の多くは27cm程度が上限…

というか比較的大きいお店に行かないと

そもそも自分のサイズの靴が見当たらないです。

嗚呼、悲しきかな。

 

上記は決してアパレル店への批判ではありません。

自分の体型やサイズに対する嘆き、

スタイリッシュな人たちへの羨望です。

 

いつか絶対に白石麻衣さんのようになって

「雨橋って何着ても似合うよね!」と言われ、

「えー、全然そんなことないよ!」

なんて微笑みながら返せるようになってやります。

 

骨格的な部分はどうにもできないけど…

せめて余分な肉は落とそう。

 

痩せます!