雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

趣味は読書というナルシシズム。

趣味を聞かれたら多くの場合、

読書と答える雨橋です。

 

実際、昔から本は好きな方でした。

特に小説と新書が好きで、

本屋さんや図書館に入り浸るのが幸せでした。

 

しかし最近思うことがあります。

 

本当に読書が趣味なのか。

 

うーん、確かに趣味なのです。

 

しかしながら、どこか

本を読んでいる自分が好き、

というか、

読書が趣味だといっている自分が好き、

みたいな気持ちがあるのかもしれないな、

と思います。

 

たとえば、

好きな作家を聞かれて、

さっと2〜3人、名前が上げられる自分。

 

最近読んだオススメの本を聞かれて、

サッと2〜3冊タイトルが出せる自分。

 

どういうジャンルの本が好きかを聞かれて

ちょいとばかし熱く語れちゃう自分。

 

こういった自分が好きなのではないか、と

感じてしまう自分がいます。

 

もちろん、書店に行って、

ある程度面白そうな本を選ぶわけですよね。

その選択の基準として主には、

好きな作家の本、

裏表紙のあらすじ、

その時の話題性

などをもとに選びます。

 

しかし、その中の基準に

「この本を読んだことがあるといえば

少しばかりインテリに見えたり、

教養があるように見えそうな本、

また(知的という点で)本棚に置けば

映えそうな本」

を選んでいる自分がいることも確かです。

 

 

 

私が思うに、本当の意味で読書が趣味の人って

あんまりそういうことを考えず

本を選んでいるような気がしてしまいます。

単に、面白そうだから、とか

教養として、みたいな意で、

純粋な気持ちで、です。

 

どこかしらに人からの視線を考えたり、

ある意味でステータス的なニュアンスで

「趣味は読書」と謳って良いものか。

 

まぁ実際、このようなことを

大っぴらに語らなければ、

おそらくは趣味が読書の人として

通ることでしょう。

 

読書が趣味だと謳っている以上、

それに恥じないように

もっとたくさん本を読みたいと思った雨橋でした。

 

今週もあと2日ですね。

暑さに気をつけて乗り切りましょう。