雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

言葉が持つ力は、とっても強いんだ。

普段口にする、ことば。

 

「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」

「ありがとう」「ごめんなさい」

といった挨拶や、

「最近どう?」「今日天気いいねー」といった声かけなど

誰かと会えばたいていの場合、会話をすると思います。

 

ふと思ったことなんですが、

言葉が持つ力って、すっごく強いですよね。

 

だって、誰かの生死を分ける力を持つんですよ。

実際、誰かの発言をきっかけに「生きよう」って思えたり、

反対に悲しいことに死を選んでしまうこともあります。

 

普段何気なくしている言葉のやり取りですが、

それ自体が、他人を治癒する力と、他人を殺める力を持っていると思ったら、

言葉って意識していないだけで、すごいものだなって思いました。

 

言葉ってある意味考えの表出だと思っています。

 

「私はあなたが好きだ」って気持ちも、

「私はあなたが嫌いだ」って気持ちも、

結局は思うだけでは(態度に表した場合は別として)伝わらない。

 

一方で、「私はあなたが好き」と言えば、そこにはある種の愛が、

「私はあなたが嫌い」といえば、そこにはある種の憎悪が

形となって表れます。

 

時折、トゲトゲ言葉、なんて言い方をされる攻撃性のある言葉、

言い得て妙な表現だなと思います。

 

恐らく攻撃的な言葉って、実際形を持っていれば、

それこそ文字通り、トゲトゲしたものなんだと思います。

 

銃や刀みたいな本当に物理的な殺傷能力があるものは

銃刀法で法的に取り締まられていますが、

それ以外にも、場合によっては銃や刀より危険になりうるものを

私たちは普段から持ち歩いているんだな、なんて考えました。