雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

人付き合いのジレンマ。

唐突ですが私は根本的には

自信がないタイプの人間です。

人と無下に比較しては落ち込み、

落胆しています。

 

さてさて、そんな私ですが

救いようのないネガティヴ人間

というわけではありません。

 

学業に関しては、好きという気持ちが大きく

それなりに忙しいながらも

楽しい生活をしています。

 

そうした中で

人付き合いは避けられないわけですが

そこであるジレンマに陥ります。

 

よく、テクニックや能力について、

「人を真似て盗め」なんて言われますよね。

 

実際私も研究において

尊敬する先輩がたと共に過ごすわけです。

本当は距離を詰めて、

いろいろとテクニックや能力を盗みたい。

知識を培って成長したいんです。

 

しかし一方で、私の性格として

自分が尊敬する人を見たときに

落胆してしまうのも事実なのです。

 

というのは

「あの人はあんななのに

どうして自分はこんななんだ」

「数年後の私は、

こんなふうになれてるのかな」

などというふうに。

 

人付き合いにおいて、

 

自分にない物を持っている人と付き合って

いろいろと吸収させてもらいたい反面

そのような人たちと付き合うと

自分自身の不甲斐なさを痛感する

 

というジレンマに陥ってしまいます。

 

本当はそのようなことを考えず

成長していければいいんでしょう。

 

今は修行の身であるととらえ、

いつか彼らのようになれるように

勉学に励めればよいのですが

彼らの輝きが眩しくて

どうしても自身の劣等感から目を逸らせない。

 

自分の理想を体現化してる人、

自分が思う成功を果たしている人に

嫉妬、羨望みたいなものがあるのかな。

 

彼らが干渉してくれればくれるほど、

どうしても距離を取ってしまう自分がいて

それじゃいけないと距離をつめるほどに

どことなく惨めになる自分もいて。

 

なので人との距離感にセンシティブになって

それをはかるために疲れもします。

 

自分に自信がつけばかわるのかな

なんて思いながら今日は筆を置きます。