雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

学歴なんてひとつの「目安」

こんばんは。

学歴至上主義なんて言葉があるくらい

学歴って重視されることが多いですよね。

「〇大卒!?すごい!」みたいな。

就活においてもかなり重視される点です。

 

実は私自身も中高あたりまでは

学歴に重きを置いていた人でした。

「わーこの人かの〇大じゃん」というように。

 

しかし大学に入り、学歴ってあくまで

1つの目安にしか過ぎないなって思い始めました。

 

私が苦手な言葉があります。

「偏差値」です。

 

友達に「○高って偏差値めっちゃ高いじゃん!」

「○大?あそこ偏差値低いFランでしょw」

というような発言をする人がいます。

 

偏差値。たしかに分かりやすい指標だと思います。

しかし偏差値=全てかと言われればそうでもない。

全てのうちの1つを占める構成要素だとしても

それを基準して物事を判断するのは

安直ではないでしょうか。

 

実際座学はできても一般常識は皆無な人もいれば

もちろん逆も然りです。

また実際はものすごく勉強ができ、

名門大学に入れる力はあるのに、

経済的要因によって行けなかった人もいます。

自らの選択によって行かなかった人もいます。

 

もちろん「学」はあって損ではないでしょう。

しかし、言い方は悪いですが「学がないこと」が、損につながる社会って遣る瀬無いなと思います。

 

身近に「勉強したかったけど、家が貧しくて

大学に行くことなんてできなかった」人、

「働きたかったけど周りから今時大学行かないなんてありえないと言われ仕方なく行った」人、

両方います。

 

経済的状況、家庭の方針、本人の意思など

学歴以外の要因を見ずして

「学歴」を全てかのようにみる。

できれば無くなって欲しく思います。