雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

嫉妬という感情について。

嫉妬という感情。

 

イコールではないものの、近しい感情として

劣等感が挙げられます。

 

私は「劣等感が強い」とは容易く言えるのに

「嫉妬している」とは言いたくないんですよね。

 

よくわからないのですが、

誰かを妬んだり妬いたりする感情って

どこか稚拙で恥ずかしいみたいなイメージが

あるのです。

わがままとか、負けず嫌いみたいな、

どこかスマートでない印象を持ってしまいます。

 

その一方で、劣等感という言葉を使えば、

嫉妬よりかは若干大人びていて、

理性的かつ向上心があるような風に

捉える自分がいます。

 

 

 

ただ、結局は私は嫉妬しやすいんです。

 

高収入、高身長、高学歴、イケメン、

仕事で海外を転々としている人、

地位や名誉を築いている人。。。

 

こうした人たちに対し、

口にはしないだけで、

事実どこか妬んでるんですよね。

「いいなぁー、俺もあんな風になりたいなー」

なんて。

 

私は劣等感という言葉で語りますが、

たまになんのためらいもなく

「羨ましい」とか「悔しい」という感情を、

すなわち「嫉妬するわー」と

口に出せる人ってすごいなって思います。

 

嫉妬なんて、ある意味「普通」の感情なのに、

どこか羞恥を覚え、

「羨ましい」「悔しい」という感情を

表出さない部分がある意味で

稚拙なのかもしれないですね。

 

自分に素直に生きられたら楽だろうな

なんて思いながら、秋の夜長を堪能します。