雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

SNSという名の無法地帯。

私が小学生の頃、

ハンゲームというSNSが流行しました。

ご存知の方も多いのではないかと思います。

かくいう私も利用していました。

10年以上前です。懐かしい。時の流れを感じる。

 

学校内にも登録者が数名いて、

mm(ミニメール:簡易メッセージ)で連絡を取ったり

また全国各地のさまざまな年齢層の方とも

メッセージのやり取りをしました。

30代主婦の方、20代大学生の方など、

今思えば(危険と隣り合わせとはいえ)

いい経験だったと思います。

 

プロフィールを覗けば、

「汚智拉致募集中♡」

(お友達募集中の意)

「白Tさんごめんなさい」

(課金していない人は絡みませんの意)

「アッチ系NG」

(エロ系の方はお断りの意)

「ハンカノいます」

(ハンゲーム内(オンライン上)に彼女がいますの意)

といった文言が散見されました。

 

現在、系統は異なりますが、

今はツイッターというSNSが台頭しています。

老若男女問わず色々な人と関わることができます。

 

私も少なからずツイッターの恩恵を受けています。

Twitterのおかげで

同じセクシュアリティの人と出会えたり

有名人の情報を得られたりしています。

もちろん中にはガセ情報もありますが、

最も早くニュースを得られる手段でもあります。

「今の地震?」「芸能人の〇〇、結婚したの?」

などですね(笑)

 

さて先日、あるツイートを見かけました。

「誰が誰を好きでもいい」といった類のツイートで

おそらくLGBTの権利推進系だと…思われました。

 

しかし、その方のアカウントを覗いた途端…

出るわ出るわ、猥褻画像。

 

正直

「待って、あなたが権利云々言わないで…

そりゃあなた、差別されても仕方ないよ」

と思いました。

またノンケでも同様の行為を行う人はいるにしろ、

このような行動を、

人目につく場で行うゲイがいるうちは

差別はなくならないんだろうなーと思いました。

 

一部の方のツイートから明らかなのですが、

局部の画像や行為中の動画、

また「この人、タイプ」などの文言とともに

明らかな盗撮画像がアップされたりしています。

 

もちろんこういった画像をあげるのは一部の人で、

多くの方は思慮分別のあるツイートをしています。

 

しかし「オンラインってマジ無法地帯だな」

と思いました。

 

個人的には、あげたいならば、

「せ・め・て、鍵をつけてくれ」と思います。

何の気なしに飛んだ先や

無関係の検索から派生した先で

その類の画像や動画が出てくる恐ろしさ。

ちなみに昔、猥褻な画像を載せていると知らず

フォローバックしてしまった人(今は外しました)が

アップした盗撮画像に高校の旧友が映っていた時は

衝撃を受けました。

 

 

 

私自身の考えとして、

彼らが「彼ら自身」の卑猥な画像を交換すること、

また社会では一般的とされていない

嗜好、フェティシズムを否定する気はありません。

「両者間、界隈内」で行われている分には

どんなことをしていても全く何とも思いません。

実際コミュニティで満たされている知人もいます。

 

ただ、SNSというある意味公共の場、

老若男女問わず誰が見てしまうか分からない場に

「鍵、制限」をつけることなく

局部の画像や行為の動画を載せることは

公園で公然猥褻をすることと変わりなく、

また盗撮に関しては以ての外、

載せる載せない以前の問題だと思います。

 

もし行うならば、DMでやり取りや

いわゆる鍵垢同士など、

公でない場で満たされて欲しいと思います。

誰が見ているか分からないネット上で、

「見られて喜ぶ人、見て喜ぶ人」以外に

飛び火しないような手立てを設けて欲しいです。

 

最後に、かつて全く知らない人から私宛てに

唐突に局部の画像が

送られてきたことがあります。

(嫌がらせではなく、誘い(?)でした)

しかも早朝、朝から非常に不快でした。

 

これって訴えたら勝てるのでしょうか?