雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

父の日に、父へ謝った。

今週のお題「おとうさん」

 

 

 

父の日でしたね。

皆さんは何か送りましたか?

 

友人は仕事終わりに

プレゼントを選びに行ったらしいです。

結構クールな子(しかもイケメン!)なので、

意外性があって可愛さを覚えるとともに

「素敵やなぁ」って思いました。

 

一方で私は…

案の定、昼夜逆転

17日午前0時に目が覚めました。

 

このままでは日曜まで無下に過ごす!と

学校へ行き課題に没頭。

 

その最中に「あ、父の日やん」と気付きました。

 

しかし、財布の中はすっからかん。

何も買うことができず

送ることができるのは文章だけ。

 

同年代の友人たちの多くは社会人で、

父にプレゼントを送ったという人も多く、

「あー、俺って親不孝だなぁ…」

なんて若干のおセンチ。

 

もちろんかたちあるものだけが

プレゼントではありませんが、

妹や弟も自立している中で、

「俺は何しているんだろう」と切なくなりました。

 

一言くらいメッセージを送ろうと

LINEで、日頃の感謝の気持ちを伝えるとともに、

「何も送れなくてすまん」との旨を伝えました。

 

口下手な父らしく、

ただ一言「ありがとう」との返事。

謝罪にはあえて触れなかったのでしょう。

 

最近、結構怠惰な生活をしてしまっていて

家族に合わせる顔もないなーなんて

どこか引け目を感じています。

 

それと同時にいろんな記憶がフラッシュバック。

 

私が「大学院に進学する!」といったとき、

「文系で院進なんて…」という人が多い中、

「したいことをしたらいい」と言ってくれた両親。

 

突然、感情にまかせて

なんの脈絡もなく電話でカミングアウトしたとき、

口を挟まずただただ聞いてくれた両親。

(一方、私は嗚咽が止まりませんでした(笑))

 

やっぱ親はつえぇ。

絶対敵わねぇ。

 

 

 

基本的に母も父も楽観的な人です。

なので反対に悲観的観測をしがちな私と

ぶつかることも多々あります。

もちろん世代的な差もあり、

意見の食い違いだってたくさんあります。

 

ただ肝の座りという面ではやっぱ勝てない。

物怖じのしなさでは比較的自信のある私も

両親には敵わないなぁと痛感しています。

 

 

 

さて、おセンチに陥った私も

なんだかんだで父母に似ているのでしょうか。

 

「今親孝行できないなら、

できるように努めるのみ!」

と頭を切り替え!

 

親孝行、したいときに、親はなし。

という言葉があります。

今の私は自身の堕落した生活から

どこか引け目を感じていますが、

やはりできるうちに親孝行しておきたいです。

 

母の日や父の日にこだわらずとも、

たまには実家に帰って元気な姿を見せ、

私自身も安定して安心させられるように

努めたいと思いました。