ゲイがゲイコミュニティに属した瞬間。

私がゲイコミュニティに参加し始めたのは

おおよそ20歳くらいです。

おそらく私の世代では平均的なのかなと

個人的には思います。

20代後半や、30を過ぎてから

デビューしたという人も多いです。

さてさて、私がゲイコミュニティに参加した時、

オンラインでもゲイ友達が増え始めた頃に

感じたことを書きたいと思います。

率直に言います。

「この人たちとなら、

恋愛関係、もしくは

性関係を結ぶことができてしまうんだ」

そう思いました。

コミュニティに属すまでは

いわば自分は性とは無縁の状態で。

ヘテロの人しか知らない中で、

恋愛関係も性関係も結べない状態です。

もちろん女性とは可能ではありましたが、

それでも自分が理想とする男性とは

基本的には可能性がありませんでした。

しかしながらゲイコミュニティに入って

初めて自分にも

彼氏ができたり、体の関係も結べるという

ある意味での期待と不安。

ヘテロであれば、

もちろん全員ではありませんが、

成就する可能性がある人を好きになります。

一方で私は、おおよそ20歳にして

初めてそのような場にたったのです。

不慣れさはもちろんあり、

その頃やっと、

まともな恋愛をすることが

できるようになりました。

有る意味、年齢を重ねて

しっかりしてから恋愛ができるようになった反面、

慣れてなさもあり、

最初は戸惑いました。

私自身は比較的上手に順応できたほうと思います。

しかし、言い方は良くないですが

時折うまく順応できなかったような人も

目にします。

まぁこれはセクシュアリティ問わずですがね。

やっぱりヘテロノーマティブな世界では、

仕方ないのかな、なんて思いつつ。。。

今日も夜を迎えます。