雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

ふと思う、こんなはずじゃなかったって。

久々に暗い記事です。

一瞥の際はご注意願います。

 

ふと思ったんです。こんなはずじゃなかったって。

 

何がって?今です。

 

先日、社会人のゲイ友達と話していたこと。

 

「俺らって本当にしたいことできてんのかな?

てかそもそも俺らがしたいことって何?」と。

 

私は大学院生、進学を志したきっかけは、

研究がしたかったから。

 

それは今でもきっと変わらない。

けど、口先だけなのかもしれない。

「これがしたかったんだ」と口にすることで

そう自分に言い聞かせて

信じ込ませてきただけなのかもしれない。

 

その彼も、就職して気づいたらしいんです。

「俺がしたい仕事はこれじゃないな」って。

それなりの企業に勤めて、それなりのお金をもらって、

けどなんか心にはぽっかり穴が開いているんだとか。

 

それって私も同じなのかもしれない。

 

私の場合は

「したいことをするんだ、だからお金なんていらない」

そう言い切っていました。

 

今はどうでしょう。

「なんでお金にもならず、将来も見えないことを

俺は黙々と『こなして』いるんだろう」って。

 

少し愚痴っぽくなってしまいますが、

結局同じ場に残っている人って、

お金がある人じゃないかって、、、

 

無論全員が全員ではなくとも、

将来、万一何かあっても

一応は何とかなる人ばかりで。

 

そういったバックグラウンドを前提にせず

色々アドバイスされてもどこか受け付けられないんですよね。

 

だったら辞めて、とっとと働けって話ですよね。

私が仮にこのブログの読者であればそう思うでしょう。

 

しかし、そんな甲斐性もない。

 

皆結局妥協の中に生きているのでしょうか。

 

ここで妥協してしまった方が、ある意味では安定を得られると思います。

けどいずれにしても心はぽっかり空いたままなのかも。

 

こんなはずじゃなかったのにって、そんな夜です。