雨橋のつぶやき日記

ゲイの文系院生、考えたことをつらつら書いてます。

素晴らしい若者たちに感動した話。

昨日、久々のオフだったので、

春の訪れを感じに近くの森林公園まで

軽く散歩に行ってきました。

 

すると部活で練習に来ているのであろう

練習着を着た男子高校生の集団がいました。

(顧問らしき方は見えなかったので

おそらくは自主練でしょう)

 

「春休みも練習熱心だなー」と思いつつ、

散歩のルートを通るため彼らに近づくと、

ササッと道を広げてくれました。

このくらいはある意味で

「当然」なことかもしれませんが、

彼ら、「こんにちは!」と

大きな声で挨拶をしてくれたのです。

 

いやぁ、感動しました。

 

決して今時の高校生を

見縊っていたわけではありませんが、

顧問のような人もいない中で、

人を思いやる行動と共に、

挨拶までしっかりできる子たち。

なんとも爽やかな気分になり

私も嬉しい気分とともに挨拶を返しました。

(その時、失礼ながら思いもしなかった展開に

少々挙動不審な挨拶になりました…恥ずかしい)

 

 

 

そんな心地よい気分で散歩を進めていると

次は女子高生らしき二人の姿が見えました。

学校のものではなさそうでしたが、

ジャージを着用していて、

「さっきの子たちのマネージャーかな?」

などと勘ぐっていると、

なんと彼女たち、ゴミ拾い中だったのです。

 

たしかに散歩道、ペットボトルや空き缶など

色々なゴミが目についていました。

それらを決して嫌々な雰囲気でなく、

なんなら積極的にトングで拾っている姿に

心打たれました。

 

あの姿は恐らく、

「内申のために」とか「言われて仕方なく」

ではなく、単純に生活の一部のような感覚で

ゴミ拾いをしているような感じでした。

そして彼女たちもこちらと目があった際、

ニコッと会釈をしてくれました。

 

 

 

やー、こちらが恥ずかしくなるくらい

しっかりした子たち。

「今時の若者は挨拶をしない」

「今時の若者は人のことを考えない」

みたいなことが言われたりしますが、

昨日私があった子たちは、

そのような言葉に全く当てはまらない

本当に清らかな子たちでした。

 

あぁ、学校に連絡したい。

「素敵な生徒さんたちですね!」と言いたい。

 

無論、こちらから学校名を尋ねると不審者だし

あちらからすると

「何か学校にクレーム入れられるのかな…」

なんてなりそうで尋ねはしませんでしたが、

昨日の出来事を心に留めるだけでは

勿体無い気がして文字に起こしました。

 

「挨拶を大事に、社会に貢献できるように」

なんて、ある意味では当たり前のことを、

改めて再認識させられるような出来事でした。

 

昨日会った高校生のみなさん、

部活に勉強に青春頑張ってね!応援してます!